NY地下鉄で50年続くアートポスターが一堂に-代官山で企画展

ニューヨーク
 代官山「MONKEY GALLERYで4月6日より、ニューヨークの地下鉄に掲出された著名アーティストのポスター展が開催されている。

 一堂に並ぶポスターはすべて、NYの老舗芸術大学「スクール・オブ・ビジュアル・アーツ(SVA)」の広告ビジュアルとして発表されたもの。同大は、地下鉄構内に広告を出すアイデアも画期的だった1950年代から例年著名アーティストによるポスターを掲出。大学のPRだけでなく、近年ではアートの力や9.11テロ以降のNY「再生」をアピールするメッセージとしても表現が多様化してきた。

 日本初の本格的な展示となる今回、会場にはオリジナル作品13点を含む41点が並ぶ。デザインを担当したイラストレーターやグラフィックアーティストはいずれも同大で講師として生徒に教える著名アーティストの面々。ポスター展示が始まった1950年代の初期作品をはじめ、80年代以前の貴重なポスターも多数展示する。

 実際に使われたオリジナルポスターは、同大50周年を記念し、1996年に制作された「ART IS」キャンペーンの作品が中心。9.11テロが起きた2001年以降からは、NYで創設され50年以上の歴史を持つ同大ならではのメッセージ性のある作品も増える。

 「I LOVE NY」(LOEVはハートマーク)のロゴデザインも手がけたグラフィックデザイナーのミルトン・グレイザーさんは2001年、「I LOVE NY」のデザインをベースに、9.11テロに対し「I LOVE NY MORE THAN EVER」というメッセージを追加したポスターを発表。続く2002年のケビン・オキャロハンさんの作品でも、ツインタワーが室内の植木に見立てられ、NYからのメッセージがくみ取れるデザインになっている。

 営業時間は12時~19時。入場無料。4月13日まで。

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